ARS鑑定の申込書を書く時の注意点と記載方法 わかりやすく書き方を解説!

ARS鑑定虎の巻

こんにちは、ヒロブロです。

今回はARS鑑定さんに鑑定依頼する際に必要な申込書の記載方法についてご紹介します。

ろっか
ろっか

ARS鑑定さんに依頼するにあたって、まず鑑定依頼の受付を済ませなければいけません。申し込み方法については、別記事に詳しく紹介していますのでそちらをご覧ください。

申込書に記載する内容

無事申し込みができたら、鑑定依頼カードと申込書をARS鑑定さんに送付する必要があります。
申込書はこちらからダウンロードできます。https://ars-grading.com/pdf/req.pdf
様式は必ず最新のものを使用してください。

※申込書は「通常鑑定用」「エクスプレス鑑定用(早期納品サービス)」「ホルダーチェンジ用」がありますので、注意してください。

通常鑑定用


エクスプレス鑑定用
ホルダーチェンジ用



自分で書く部分は2ページ分あり、記載する内容は以下のとおりです。

1枚目:申込者の概要 鑑定カード欄

  • 申込番号(申し込み完了時に届くメールに記載)
  • 氏名、フリガナ
  • 送付先(住所)
  • 鑑定枚数(申し込み時と必ず同じ枚数を記入)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 鑑定カードの記載欄(後ほど詳しく解説します)


2枚目:申込規約、署名欄

  • 鑑定についての注意事項などをよく読み、署名


3枚目以降:申込書記載例、申告価格帯参照表


1枚目と2枚目を適切に記入し、コピー(控え)を取ったのち、ホチキスで留めて提出となります。
鑑定カードの記載欄については、調べて記載しなければならない箇所もあり、初めて申し込みする人は迷う場合もあるかと思うので、私の例も踏まえて詳しく見ていきましょう

鑑定カード欄の書き方 例(通常鑑定・エクスプレス鑑定)

ろっか
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さっそく例をみてみましょう。

依頼したのはこの3枚です。


ろっか
ろっか

こちらが申込書に書いた内容です。
実際提出する際は、申込番号や氏名も含め、ペン等で自筆してくださいね。

  • タイトル
    依頼するカードのタイトル(遊戯王OCG、ポケモンカードなど)を記入しましょう。鑑定対応タイトル、鑑定料金については、こちらをご覧ください。https://hiroblogwakuwaku.com/arsgradetitleprice/
  • 発行年
    カードの発行年を記入します。依頼したいカードの発行年数を調べる必要があります。
    依頼したいカードがARS鑑定の「鑑定枚数分布データ」に登録されている場合は、そこから発行年数を確認することができます。「鑑定枚数分布データ」についての記事もありますので、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
    https://hiroblogwakuwaku.com/arskanteigradecheck/
    遊戯王カードの場合は、遊戯王公式HPのカード検索→カードの詳細情報ページを確認することで、自分の提出したいカードの発行年数を確認することができます。
  • カード名
    依頼したいカードのカード名を正確に記入しましょう。
  • 枚数 
    依頼する「カード毎の枚数」を記入します。今回はそれぞれ1枚ずつ依頼するので「1」と記入していますが、例えば「炎の剣士」を2枚鑑定してもらいたい場合は、「2」と記入しましょう。
  • 申告金額帯
    依頼するカードの相場を調べ、申告金額帯を記入します。申告金額帯や鑑定書の料金表についても、こちらに詳しく書いております。https://hiroblogwakuwaku.com/arsgradetitleprice/
    例ですと、3つともカードの申告額(相場)が¥1~¥50,000でしたので、申告金額帯「A」と記入しています。申告金額帯によって鑑定料も変わってきます。
  • 鑑定の種類
    グレーディング + 真贋鑑定の場合は「1」
    真贋鑑定のみ ( ケースインサービス / 点数表記無し )の場合は「2」
  • MG(ミニマムグレード欄) ※任意
    グレーディングを依頼した場合、任意でミニマムグレードの設定ができます。
    たとえばMG欄に「10」と記入して依頼し、鑑定結果グレードが「9」だった場合は、ケースに封入されず、そのまま返却されます。今回は「真紅眼の黒竜」に「9」を記載したので、グレードが10だったこのカードは無事グレーディング・ケースインされ戻ってきました。

    「ミニマムグレードに満たなかった場合は点数表記無しのケースインサービスに変更」を希望する際は、ミニマムグレードを記載し [ 鑑定の種類 ] 欄は「1  2」両方に〇をつけましょう。
    ※ミニマムグレードに満たない場合 ( 返却 ) であっても「申告価格帯 A」の料金が発生します。またミニマムグレードに満たずケースインサービスに変更となった場合であっても、【グレーディング + 真贋鑑定】の料金が発生します。( グレーディング行程を介している為 )
  • キャプション言語
    鑑定品に印字される言語を選べます。希望の言語に〇をつけましょう。
  • 鑑定書
    鑑定書を申し込むことができます。ARS鑑定さん独自の商品である鑑定書は、視認性を向上させ鑑定品を彩ってくれます。鑑定品と一緒にディスプレイすると、非常に映え、高い満足度が得られます。鑑定と同時に鑑定書もほしい方は、ここにチェックをいれましょう。鑑定書は1枚¥1,000~です。
    例では、「真紅眼の黒竜」の「グレードが10以上のとき」のみ「鑑定書を発行」してほしかったので、鑑定書の左枠に✓を、右枠に10を記入しています。この場合、グレードが9になったら鑑定書は発行されません。✓だけを記入すると、グレードにかかわらず鑑定書が発行されます。

そのほか
※ミスプリントカード / サインドカード等の場合はカード名と共に記載しましょう。
記載が無い場合、特記事項がキャプションに反映されない場合があります。
また、上記の表記が無い場合であっても、ARS鑑定さんの判断でキャプションに表記をする場合があるようです。

鑑定カード欄の書き方 例(ホルダーチェンジサービス)

ホルダーチェンジサービスの記載例・注意事項を紹介します。
今回は以下の2枚を例に紹介します。

 
記載事項は基本的に通常鑑定・エクスプレス鑑定用とほぼ同じですが、一番左に「鑑定会社様」という欄があります。今回はPSAをホルダーチェンジするので、「PSA」と記載しました。

申告価格帯・鑑定の種類・MG等の記入方法については通常鑑定・エクスプレス鑑定と同様です。

以下は、ホルダーチェンジサービスの注意事項です。

  • ケース越しでのグレーディングは行わないため、封入されていたケースからは必ず取り出される。
  • ミニマムグレードは設定できますが、満たない場合はカードの状態でのご返却となります(この場合、【申告価格帯A+当該価格帯のホルダーチェンジ料金】が発生します)。
  • 取り出したケースおよびラベル類、その他不随品の返却はなし
  • 他社鑑定とARS鑑定ではグレーディング基準が異なる為、グレードが変動する場合がある。
  • 現在の納期は約2-3ヶ月(到着~請求まで)
  • 他社製ケースの取り出しのみは受け付けていない。
  • その他、細部の規約については原則、ARS-TCG鑑定申込書(2/2)申込規約に則る。

まとめ

いかがでしょうか?

私の例とともに確認していきました。そのほか鑑定自体の注意事項や確認事項は、申し込み規約などに記載されているので、しっかりと確認の上提出しましょう。

当ブログには、鑑定依頼カードの発送方法などお役立ち情報を掲載している「ARS鑑定虎の巻」、グレード別の状態を確認する「鑑定品考察」記事も掲載しているので、是非ご覧いただければと思います。

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それでは!

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